夜明けを信じる。

なぜだろう







そこに着いた時
目の前にある道へのゲートは
完全に閉まっていたのに







その閉じられたゲートの
その前から私は
離れることができない






私が希望するその道の
そのゲートが
いつか開くのではないかと
心のどこかで
信じてる自分がいて







私の身体は現実という真っ暗闇に
こんなに飲み込まれているのに




「そのゲートは開く」




そんな気がして
そこから離れることができない