私の腕が試されている。 彼らと同じ次元に落ちてはいけないのだ。 彼らは私を貶めたがっている。 だが、私はその手には乗ってはいけない。 彼らの悪意に気付ける自分にならなければ。 私の砦は再構築された。 もう二度と崩してはいけない。

幸せを追い求めない 幸せは気まぐれで 追いかけると逃げて行く だから

「必要なものならこの手に残る」 その言葉が胸に突き刺さる。 何も残っていないこの手の中には 虚無のような 真っ黒い世界しか見えない。 私にはこの身体しか 必要ないということだ。 あとは何も。

微笑みかけるんだ、片っ端から あなたが救世主であって欲しいと 微笑みかけるんだ、一人一人に そこへ辿りつくための その道を私に 指し示してくれるように

大丈夫。 今できることを やればいいから。