印。

神様は私が産まれた時に私の身体に印をつけた。
この子は罪を背負って生きるのだと。









私は確信を得た。
ある本を読んで。
それは本当に罪の印なのだと。












もしも一生のうちにある幸せの数が決まっているとしたら
私は既に子供の時に使い果たした。



私の生と引き換えに全てを。








私にはもう、不幸しかない。
それで生きていくしかない。