分かりきった結果。

あれだけ、
自分は選ばれない人間である、と
自分が願ったことは叶わない、と
人生に期待しても無駄である、と
分かりきっていながら。





私はどうして
物事を自分にプラスの方向へ
考えてしまうのでしょう。






そんな自分が痛々しい。





自分の朽ち果てた翼に
白くてキレイな羽が
生えてきたかのように
勘違いして
空を飛ぼうとした。







そして、私は飛び
落ちる。
アスファルトの上に
血だらけで。