見失っていたもの。

自分という人間を
誰かに分かって貰おうと
していたのかもしれない






自分が自分に課したことを
いつの間にか忘れて
心のどこかで他人を
信用していた







自分を取り戻さなくては






私は独り
誰のことも理解できないし
誰にも理解して貰うことはできない
他人を信用してはいけない
他人は
私を谷底へ蹴落とそうとして
いつも手薬煉を引いて待っている
罠にかかってはいけない





感情がないから
何を言われても平気







私を守れるのは
私だけ