助けてください。

常に渇望している。
「誰か、助けてください」と。




助けて欲しい、
助けて欲しいと
救いの手を求めている。





だけど、その救いの手は
タダではない。





私の現状を助けてくれる代わりに
私では背負いきれないくらいの代償を
要求してくる。




私には、
払えない。
行えない。
失くせない。





だからなのだ。
誰もそんな私を助けてくれない。





そして、
自分で自分を助けることもできやしない。