言霊。
死にたい、
死にたい、と言いながら
あと何年生きるのだろう
私はきっと
「死にたい」と言う言葉が好きなだけ
罪と罰。
醜く、汚い私が
できる範囲で
清潔を心がけてきた
本当は、とても
醜くて、汚いのに
自分の顔が人間の顔であるかのように
自分の見た目は人間であるかのように
振る舞ってきた
それがいけなかったのは分かってる
でも、そうしないと
生きる術がなかった
分かってもらえるとは思うのは大罪
一生、こうである。
私はいつも
自分が頑張ってきたことを
最後には投げ出そうとする
投げ出せば、振り出しに戻り
振り出しよりも
もっと悪い方向へ進んでしまうのに
私はどうして
自分を「死にたい」方向へ追いやるのだろう
底にはまだ辿りつかない。
「欲を出せば、すべて失ってしまう」
と言い聞かせ、自分を律してきたのに
欲を出さなくても
どんどん失っていく
せめて。
独りぼっちで
踏まれ続けボロボロで
みじめな人生でも
もう、かまわない
だから、せめて
ひとつだけ叶えて欲しい
願いがあります
せめて私を
あの人の笑顔が見える場所に
存在させて下さい
それ以上は望まない
せめて
心に明かりが灯る瞬間を
私に与えて下さい
私はその明かりを見るためだけに
残りの人生を
不平も言わずに独りぼっちで
懸命に
生きるから
なぜ生きているの?
その話は既に
私のことを知っている人全員に
配信されていて
私は私の知らないところで
とても嘲笑されている
失敗しないように意気込んでいたにも関わらず
立て続けにミスばかり起こしてしまう
私はなんてダメな人間なのでしょう
私はどうして
人にバカにされるようなことを
わざわざしてしまうのだろう
皆からいなくなればいいと思われていて
生きていても仕方ないのに
皆のために死にたいけど。
私のことを皆が
世界から排除したがってる
自分でも
私はこの世界にはいないほうが
皆のためだと分かってる
だから死んだほうがいいと思うけど
自殺する勇気もないし
こんなダメな人間の私でも
助けてくれる両親を裏切ることはできない
どうしたらいいですか